アメリカの政治体制・・・その4

イギリスから独立したアメリカは、一七八七年にそれまでの連合国家から連邦国家へと移行すべく、連邦憲法を制定しました。

この憲法は、世界の中で最も古い成文憲法であるといわれており、十八世紀末に制定された連邦憲法はその後かなりの修正条項が加えられたとはいえ、基本的部分を変更することなく現在まで存続してきました。

連邦憲法は、アメリカの政治体制の基本的原理を定めており、それは三つの特色を持っています。

第一に大統領制、第二に連邦制、そして第三に権力分立制です。

なお、しばしばこの国の政治制度の特色の一つとして違憲立法審査制が挙げられます。

しかしそれは、連邦憲法の中に明文化されておらず、最高裁判所の判例を通じて、憲法的慣習として確立されたものです。

アメリカの政治体制・・・その3

第四に、アメリカは当初WASP(ホワイト・アングローサクソン・プロテスタント)系の人々によって建設されたものの、その後世界各国から多種多様な移民を導入して発展を遂げてきたことでした。

現在では、アメリカのように多様な人種によって構成されている国は、他にあまり例がないといえます。

ところでアメリカは植民地時代を含めても、たかだか四百年という短い歴史しか持たない国であって、近代国家として発足したのは一七八九年、つまり二百年前のことにすぎません。

しかしながら、政治制度は長い伝統を有しています。

アメリカの政治体制・・・その2

こんにちは。それでは、前回の続きです。


第二に、アメリカは大西洋および太平洋という広大な"自然の防壁"に守られて発展してきたということです。

このため、アメリカはヨーロッパで生じた多くの戦争や紛争に巻き込まれることもなく、独自にその政治、経済および文化を発展させることができたのでした。

第三に、アメリカは領土を西へ西へと拡大しながら、東北部、南部、西部および中西部といった固有の伝統を有するセクションを形成し発展させてきたことです。

しかもアメリカは、各セクション間の対立を内包しつつ、基本的には国家の統一を維持してきたのです。

アメリカの政治体制・・・その1

今回は、突然ですが・・・

アメリカの政治の歴史に迫ります!


第一次世界大戦とそれに続く第二次世界大戦をくぐりぬけて、大きく発展を遂げてきたアメリカは世界最大の政治・経済および軍事大国にのしあがり、特に第二次世界大戦後は社会主義陣営の覇権国であるソ連とともに、世界を二分する形で西側自由主義陣営をリードし支配してきました。

このように、名実ともに世界のスーパー大国となったアメリカの政治体制を考える場合、あらかじめこの国の歴史的、社会的特性を認識することが重要です。

まず第一に、アメリカはヨーロッパやアジア諸国とは異なって、いわゆる封建制度の体験がないということです。

つまりアメリカは、植民地時代―建国の当初より自由主義的な近代資本主義国家として出発したという事実です。

マイブームの北京料理種類6

醤爆肉片(ヂャンパォロゥピェン)豚肉の薄切りの醤油風味。醤爆とは甘麺醤と醤油を合わせた調味料で妙めることです。

甘麺醤は醤油とカラメル、酒を合わせて作った中国独特の廿味噌のソースです。薄切りにした豚肉と、青椒(チンジャオ)つまりピーマン、タケノコなどの野菜をいっしょに妙めます。

それに甘麺醤をからめてさっと妙めます。
甘麺醤の味がすこし濃いめで、ご飯のおかずにも酒の肴にも、ぴったりの料理です。

焼双冬(シャウスワンドン)双(スワン)は「2種類」もしくは「ふたつ」の中国語を意味します。
冬茹(肉厚な干しシイタケ)と冬筍(冬の時期に採れたタケノコ)の2種類の冬の食材を使った料理のことです。
まずシイタケは水に戻してから、タケノコは1度茹でてから、ともに薄切りにして、醤油やカキ油(オイスターソース)をベースにした合わせ調味料で煮込みます。

中国の素菜(スウーツァイ)といわれる精進料理のひとつです。

マイブームの北京料理種類5

[シ刷]羊肉(スワヤンロウ)[シ刷](スワ)とはシャブシャブの意味です。中国でもとくに厳冬の北部地方では、鍋料理は欠かせないご馳走です。横浜中華街でも、北京料理系の店のメニューに載っています。

鍋の中央に円筒型の筒があるシャブシャブ鍋を、火鍋(フォーグォー)といいます。ときには砂鍋(サーグォー)つまり土鍋を使うこともあります。

食べ方は鍋にダシ汁を入れて、煮立ったら羊肉の薄切りと粉絲(フェンスー)という春雨と、冬の旬野菜などいろいろな食材を入れます。
タレは、芝麻醤(ツーマージャン)です。
これはゴマダレにトウガラシ、香辛料、醤油、酒等をたっぷりと混ぜたものがいいようです。

その他、ニンニク、ネギ、ショウガ、すりゴマ、豆板醤、醤油、ゴマ油などを合わせた独特のタレにつけて食べることもあります。

マイブームの北京料理種類4

鍋巴海参(グォパァハイセン)鍋巴(おこげ)はもともと中国の北部系と西部系の地方で古くから保存食として作られていたものです。おこげを、熱した油でよく揚げます。

別の鍋に、海参(ハイセン)という中華料理の高級食材で干したナマコを約1週間水につけ戻したものに、タケノコ、シイタケなどを加え、醤油味で煮込み、片栗でからめたあんかけを作ります。これを、おこげの上にジャーとかけて食べます。

水晶肚(スウェイヂンドゥ)この料理は豚の胃袋を乾燥した猪肚という中華料理の高級食材を使います。これを水で煮て戻し、糖酢(甘酢ソース)にからませます。

中国人や華僑は、この猪肚をたいへん珍重していますが、残念なことに、横浜中華街の店ではほとんど作らなくなりました。

マイブームの北京料理種類3

糖酢黄魚(タンツウファンユィー)イシモチの空揚げの甘酢あんかけ。黄魚はイシモチのこと。
イシモチを丸ごと高温の油でじっくりと揚げ、ピーマンやニンジンなどの緑黄野菜と甘酢を片栗でからめたソースをかけます。

からりと揚がっていて、骨まで食べられます。北京料理でも、上海料理でも、たいへんな高級料理です。

火腿菜心(フォオトェイツァイシン)火腿は中国ハムのことです。菜心(ツァイシン)とは11本でよく知られるチンゲンサイです。この菜心をさっと湯通ししたのち、火腿または金華火腿(金華地方のハム)を薄切りにして、いっしょに煮込みます。

火腿からにじみ出る独特のうま味が野菜にしみ込み、あっさりとした塩味は、味わい深いおいしさです。

マイブームの北京料理種類2

掛爐拷鴨(グワァールゥカォヤー)北京ダック。これこそ宮廷料理を代表する料理です。

拷鴨とは、鴨を窯爐に吊るして焼いたものを示します。水あめをかけながら、ナツメ、カリン、アンズの薪を使って輻射熱で焼きます。

鴨は、雛のときから残酷にも籠に入れられて毎日、昼夜に関係なく餌を無理やり口から入れられ、皮下脂肪のたっぷりとのった丸々と肥えたときが食べ頃となります。

食べ方は、皮だけをはいで、キュウリ、ネギ、味噌などと一緒に包餅(パオピン)と呼ばれる米粉を材料とした薄皮で包んで食べます。

マイブームの北京料理種類

醤肉(ヂャンロゥ)黒豚の醤油煮込み。
中国では黒豚をよく食べます。この黒豚は日本では高価な食肉とされています。

その腿肉に塩、コショウをつけてよくすり込ませてから、酒をまぶして下味をつけて、ネギ、ショウガ、ニンニク、トウガラシと香辛料などを入れた醤油で、じっくりと煮込みます。肉が冷めてから適当な厚さに切って食べます。珍味です。


香酥鴨(シャンスゥヤー)アヒルを使った北京料理の名菜のひとつ。
まず塩、コショウなどの香辛料と、白酒(パィチュウ)や高梁酒(カォリャンチュウ)などで、しっかりと下味をつけることががコツ。油で揚げ上がった鴨は独特の臭いが消されて、香りもこうばしく、とてもおいしい一品です。

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